自毛植毛による発毛の仕組み

頭髪は、毛包に存在する毛乳頭という構造が、血液により運び込まれてきた栄養素を補給する事により、その周囲に存在している毛母細胞が分裂して成長します。通常は、毎月1センチメートル前後の成長を数年間続けた後に、退行期という活動能力が低下する時期を挟んで休止期となり、寿命を迎えて抜け落ちる事になりますただし、毛母細胞は再び活動を開始するので、抜けた部分からも頭髪が成長する事になります。

 

薄毛は、このような状態が何らかの原因により、スムーズに行われなくなった事で進行します。特に、男性に多く見られる症状は、生え際から頭頂部の部分に集中して発症します。これは、この部分の毛乳頭のレセプターに、男性ホルモンが還元酵素により変換された事で作られるDHTが結合してしまうからです。皮脂が過剰に分泌するようになり、毛母細胞の分裂に狂いが生じる事になります。

 

このように、特定の部分だけが薄毛となる症状に対して、効果的な治療法が自毛植毛です。健康的な毛根を薄毛となっている部分に移植するという内容で、自分の頭髪を成長させる事により、薄毛を改善する事が出来ます。毛乳頭や毛母細胞といった重要な部分に異常をきたしていない事による発毛効果であり、副作用が生じる危険がない安全な内容です。

 

自毛植毛は、発毛剤や内服薬による育毛治療とは異なり、外科的な医療技術を利用した方法です。毛根が残っているという事だけが条件であり、あらゆるタイプの脱毛症で発毛効果を期待できます。海外でも行われている方法で、自毛植毛により薄毛を改善した著名人も少なくはありません。